こんにちは(*´ω`*)
2018年は2月26日(月・大安)にいかなごが解禁になりましたね。
淡路、播磨灘、神戸の人間は早朝から魚屋さんやスーパーにいかなごのために並ぶのです。
このたび3時間魚屋さんの前で並びました…ちなみに5軒はしごして入荷しそうな魚屋さんを探しました(´・ω・`)
30代で並んでいるのなんて私一人です。前も後ろもリュックサックや押し車の高齢者ばかり。
私はいかなごは幼少期からあまり好きではなく、
街中が醤油の香りになるのが本当に嫌いで「またこの季節がきたか…」と思っていました。
しかし結婚をすると主人が大のいかなご好きではありませんか(´・ω・`)
これは炊くしかないと3年連続で炊いております。毎年恒例なので覚え書きとして記録したいと思います(*´ω`*)
いかなごとは
いかなご(玉筋魚)は東日本ではコウナゴ(小女子)西日本ではシンコ(新子)と呼び、成長したものは北海道では「オオナゴ」東北では「メロウド」、西日本では「フルセ」「カマスゴ」「カナギ」と呼ばます。
ただし、淡路、播磨灘方面ではシンコとはあまり呼ばず一貫していかなごと呼ぶことが多いです。
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いかなごのくぎ煮1キロの炊き方
作者:管理栄養士きゃさりん
材料(1キロ人分)
いかなご / 1キロザラメ / 250g
濃口醤油 / 150cc
本みりん / 50cc
酒 / 50cc
生姜 / 60g
作り方
①全ての材料を量っておき、材料も切っておく。生姜は千切り、いかなごは水洗いしてザルにあげておく。
②平釜(フライパン)に濃口醤油・ざらめ・本みりん・酒を入れて強火で煮立たせる
③いかなごの1/3、生姜の1/3を鍋全体にまんべんなく入れて全体が白くなるまで待つ(触らない)
④もう1度いかなごの1/3、生姜の1/3を入れて全体が白くなるまで待つ(触らない)
⑤残りのいかなご1/3、生姜1/3を入れて全体に調味料がいきわたるまで煮詰める(絶対に触らない)
⑥煮汁が少なくなってきたら上下を入れ替える(鍋をふってひっくり返す方や箸でひっくり返す方様々です)
⑦煮汁が無くなればすばやく巻きすやザルの上へあげて冷ませば完成(焦げ付き注意)
※詳しくは楽天レシピをご覧ください。写真付きで作り方を載せています(人´∀`*)
詳細を楽天レシピで見る
いかなごのカロリーと塩分量
このレシピで作った時のいかなごのエネルギー量や食塩の量です。
いかなごは砂糖やみりん、醤油を大量に使う佃煮なので高血圧や糖尿病の方は気をつけたい食べ物のひとつ。
いったいどのくらい食べると何キロカロリー?と悩む方も多いと思うので表にしてみました。
だいたい1回につき10g、小皿にとるとこのくらいの量になります。
10gでエネルギーは17kcal、食塩は0.17gです。
カーボカウントを行っている場合は1カーボ炭水化物10gとするのであれば炭水化物は2gなので0.2カーボとなります。
季節限定ですし、毎日食べるのでなければ少しくらい食べてもいいですよね。
ただし、お米がすすむので要注意!そういう点では糖尿病やダイエット中の方にとっては悪い食べ物ですね(笑)
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料理のポイント
いかなごは途中で何度も触りたくなりますが、決して触らないのがポイントです。触ることによっていかなごが団子状になってしまったり、お腹が爆発して苦くなったりするためです。
そしてお魚屋さんへ並んでいる時に小耳に挟んだおばぁさん情報ですが、
お鍋に入れる時にもまんべんなく広げて入れずにガバッと入れてしまうと団子状になるから注意して!と言っていました。
90歳になるおばぁさんは毎年辞めるっていいながら90になってもたと言っていたので、
私も今年でやめたいと思っているのにむこう60年は炊き続けるのかと思うとちょっとげんなり(笑)
2016年は1980円、2017年は1キロ3500円、2018年は1キロ2000円…年により価格はバラツキがありますが、
昔は庶民の食べ物で1kg1000円以下で売られていたので遠方の友人のためにも炊いて送ったものです。
現在もその風習は高齢の方の間では残っていますが、若者はあまり他人のためには炊いたりしません(汗)
魚屋さんに3時間も並ぶのも、家が醤油くさくなるのも、街中がくさいので洗濯物が干せないのも嫌なのです(´・ω・`)
でも毎年任務…いや責務かのように炊くのが神戸のいかなごです。
では家族を含めてみなさんが美味しい食事を食べて健康でありますように( *´艸`)
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