塩分制限があっても味噌汁飲みたい!具材たっぷり根菜の豚汁レシピ!

塩分制限があっても味噌汁飲みたい!具材たっぷり根菜の豚汁レシピ!


こんにちはヽ(´∀`。)ノ

友人から以前、父が塩分制限をしないといけないんだけど、

お母さんが全く塩を使わなくなって料理が本当にまずくなって

父の元気がどんどん無くなっていて心配という電話を貰いました。

病気をして痩せてしまったのでどうにかして食事をとってほしいのに、全然食べないし、

味噌汁も味がしなくなった…と本人も困っている様子でした。

塩分制限=塩を使ってはダメというわけではありません。

さて、そもそも何故塩分を取りすぎると血圧が上がるのでしょうか?

血圧の上がる仕組み


塩分(ナトリウム)をとりすぎると血液中の塩分(Na)の濃度が高まり、血液中の塩分を薄めようとするため

血液中に水分がとりこまれます。

血管は血液の浸透圧(外と中の濃度)を一定に保とうとするので、

水分は濃度の低いほうから高いほうへ移動しますね。

そうすることで血液の量が増え、血管の壁に圧がかかり、心臓の負担が大きくなって血圧が上がります。

普段から塩分を多くとっていると血管の壁が分厚くなり、血管が細くなって慢性的な高血圧にもなります。

血圧の下がる仕組み

細胞内へ吸収されなかった余分な塩分(ナトリウム)は、腎臓で再吸収されます。

この再吸収を抑制してくれるのがカリウムです。

つまりカリウムは余分なナトリウムを尿と共に排泄する働きをします。

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血圧を下げる食事の仕方

では血圧は実際どうやって血圧を下げればよいのでしょうか?

まずは塩分をとりすぎないというのが基本ですが、

そのために塩を全く使わないというわけではありません。味がないとご飯も美味しくないですよね?

管理栄養士がオススメする塩分制限の調理法をお教えします。

・塩や味噌、醤油を使いすぎないためにレモンを絞って味にアクセントをつけて食べる。

・醤油をかけて食べるのではなく、つけて食べる

・自分でレモンとオリーブオイル、酢で自家製ドレッシングを作る

・生野菜をたっぷりとって血圧を下げるカリウムをとる

※ただし腎臓が悪い方はカリウムを取りすぎると悪化させてしまうので医師の指示に従って制限してください

さて、野菜をたっぷりとろうと思うと生では量が食べられませんよね?

生野菜は体を冷やすので出来れば温野菜でとりたいですが、

茹でてしまうと栄養素がゆで汁の中に出てしまいます。

そこでオススメしたいのがポトフやお汁!

血圧が高い方はどうして皆そこまでして味噌汁を食べたがるのか…

とても不思議ですがきちんと解決策もあります。

よくありがちなのが味噌の量を減らしてうすーーーい味噌汁を飲むということですね。

飲みたいのであれば飲めば良いのです!でも量を間違えないでください。

汁の量は1/2で具だくさんにしてください。

そうするとカリウムを体に取り入れながら同じ濃さの味噌汁を飲むことが出来ます。

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具材たっぷり根菜の豚汁


作者:管理栄養士きゃさりん

材料(4人分)

鰹と昆布の出汁 / 800cc
しめじ / 60g
人参 / 70g
大根 / 50g
ごぼう / 60g
豚バラ / 100g
サラダ油 / 大1
味噌 / 70g

作り方


①サラダ油をひいた鍋で食べやすいサイズにカットした豚バラを炒める

②野菜ときのこを炒める

(人参は拍子切り、大根はいちょう切り、しめじは石づきを落としてバラバラに、ごぼうはスライス)

③鰹と昆布でとった出汁を入れて煮立たせ、具材が柔らかくなるまで煮る

④味噌を溶き入れて完成

※詳しくは楽天レシピをご覧ください。写真付きで作り方を載せています(人´∀`*)

詳細を楽天レシピで見る

いかがでしたでしょうか?

味噌の量を減らして薄い味噌汁を飲むよりも汁の量を減らして具だくさんにし、

野菜をたっぷりととって血圧を下げてみてはいかがですかヽ(´∀`。)ノ

では家族を含めてみなさんが美味しい食事を食べて健康でありますように( *´艸`)

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